この記事ではクリスタが使えるAndroidタブレットのおすすめ機種と選び方についてお伝えします。
結論としては以下のとおりです。
- コスパ重視→LAVIE Tab T11(T1175/JAS)、Xiaomi Pad 6
- 性能重視→Samsung Galaxy Tab S8+、Lenovo Tab P12 Pro
- 初心者で試しに使いたい→Xiaomi Pad 6
クリスタで絵を描くのにどのAndroidタブレットを選べばいいのかわからない、と悩んでいる方はぜひこの記事をチェックしてください。
まずはクリスタに最適なAndroidタブレットの基本スペックを確認!
クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)をAndroidタブレットで快適に使うためにクリアしておきたい基本スペックをまず確認しましょう。
AndroidタブレットPCの推奨スペックの目安は以下の通りです。
項目 | 推奨スペック |
---|---|
OS | Android 12以降 (ARM32 / ARM64) Android 12以降(ARM64)に対応した HarmonyOS / EMUI Android 12以降 (ARM32 / x86 / x86_64) に対応した Chrome OS |
メモリ(RAM) | 最低6GB、8GB以上推奨 |
ストレージ空き領域 | 128GB以上(可能なら256GB以上推奨) |
ペン対応 | 筆圧感知対応のスタイラスペン必須 |
特にメモリが4GB以下の機種は、動作がカクつく可能性があるため注意しましょう。
【2025年最新】クリスタ向けおすすめAndroidタブレット4つをご紹介!
クリスタ対応のおすすめAndroidタブレット4選を厳選してご紹介します!
タブレット | おすすめポイント | 価格帯 |
---|---|---|
LAVIE Tab T11(T1175/JAS) | ・低価格&高性能でコスパ良い ・クリスタEXがプリインストール | 約6.5万円〜 |
Samsung Galaxy Tab S8+ | ・プロ向けのスペック ・Sペン付属 | 約11万円〜 |
Lenovo Tab P12 Pro | ・ハイスペック ・ペンの精度も高い | 約9.8万円〜 |
Xiaomi Pad 6 | ・低価格&高性能でコスパ抜群 | 約4.3万円〜 |
LAVIE Tab T11(T1175/JAS)
項目 | 詳細 |
---|---|
OS | Android(TM) 14 |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 11.45インチ |
重さ | 520g |
LAVIE Tab T11(T1175/JAS)にはクリスタEXがプリインストールされています。
ということは動作環境は株式会社セルシス(クリスタの販売会社)も認めた環境ということで安心感がありますね。
LAVIE Tab T11(T1175/JAS)はパワフルな8コアプロセッサ、メモリ8GB、ストレージ256GBとクリスタを動かすための十分なメモリが装備されています。
持ち運びもしやすい11.45型ワイドのディスプレイで重さも520gと軽量です。
4096段階の筆圧感知に対応したデジタルペンを合わせて使うこともできます。
LAVIE Tab T11(T1175/JAS)は2025年1月現在は「LAVIE T1175/JAS」購入特典があります。
プリインストールアプリから、CLIP STUDIO PAINTの最上位グレードの「CLIP STUDIO PAINT EX」を3ヶ月間無料で利用できます。
無料期間終了後は、月額または年額の利用プランを申し込むことで引き続きご利用できます。
【総評】価格がお手頃でコスパ抜群なうえに動作環境も良!クリスタが快適に使える。
こんな人におすすめ!
- コスパの良いタブレットを求める方
- 大きめな画面で快適にイラストを描きたい方
- クリスタEXのプリインストールを3ヶ月無料で使いたい方
Samsung Galaxy Tab S8+
項目 | 詳細 |
---|---|
OS | Android 12 |
メモリ(RAM) | 8GB / 12GB |
ストレージ | 128GB / 256GB(microSD対応) |
ディスプレイ | 12.4インチ(2800×1752) |
重さ | 567g |
Samsung Galaxy Tab S8+は画面が12.4インチと大き目ですが、重さは567gと軽量なので持ち運び機種として利用することもできます。
価格は高めですが、ストレージ125GBとクリスタを安定して使えるスペックです。
【総評】10万円越えで価格は高いが、クリスタを快適に使いたいなら最適。
こんな人におすすめ!
- プロ仕様のタブレットを求める方
- 大画面で快適にイラストを描きたい方
- ペンの性能も重視する方
Lenovo Tab P12 Pro
項目 | 詳細 |
---|---|
OS | Android 11 |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 12.6インチOLEDディスプレイ |
重さ | 560g |
Lenovo Tab P12 Proは画面が大きめですが軽量(560g)とスリムボディで持ち運びしやすいです。
スペックの面でも8GBのメモリと空きストレージが256GBとクリスタを動かすのに十分です。
4096段階の筆圧感知に対応したデジタルペンを合わせて使うことができます。
【総評】Samsung Galaxy Tab S8+に比べてやや控えめなスペックだが、価格を考えると抜群のコスパ!
こんな人におすすめ!
- 高性能タブレットを手頃な価格で探している方
- 発色の良いディスプレイで絵を描きたい方
- 持ち運びも考慮して軽いタブレットが欲しい方
Xiaomi Pad 6(予算重視!低価格でクリスタが使えるタブレット)
項目 | 詳細 |
---|---|
OS | Android 11 |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 11インチ |
重さ | 490g |
Xiaomi Pad 6の特徴は価格が4〜5万円台とリーズナブルなことです。
とはいえメモリ6GBと空きストレージ128GBとクリスタの推奨動作環境はクリアしている優れものです。
Xiaomi Pad 5の頃から非常にコスパが良く性能も良いと評判でしたが、Xiaomi Pad 6はXiaomi Pad 5とあまり変わらない価格で販売されています。
コスパ重視する場合はXiaomi Pad 6一択と言ってもよいでしょう。
【総評】低価格ながら十分な性能!ペンの追従性や筆圧感知がやや劣るというレビューが見られるが、コスパは抜群。
こんな人におすすめ!
- できるだけコスパの良いタブレットが欲しい方
- 初めてクリスタを使う初心者の方
- タブレットを持ち運んで使うことが多い方
クリスタの買い切り版で使えるAndroidタブレットの選び方の3つのポイント
Androidタブレットを選ぶ時に抑えておきたい3つのポイントをお伝えします。
- メモリ・ストレージ容量
- 画面サイズ
- 対応しているペンの有無
Androidタブレットのメモリ・ストレージ容量
クリスタは メモリ(RAM)が多いほど快適に動作 します。
イラストやマンガをたくさん描くなら、最低6GB、理想は8GB以上 を選びましょう。
空きストレージ容量も重要です。
ストレージ容量 | おすすめ用途 |
---|---|
64GB | 軽いイラスト作成向け |
128GB | 標準的な使用に最適 |
256GB以上 | マンガ制作や高解像度イラスト向け |
また、microSDカード対応のタブレットなら、あとからストレージを増やせるので安心ですね!
Androidタブレットの画面サイズ
Androidタブレットの画面サイズは作業のしやすさに直結します。
一方で小さすぎると細かい作業がやりづらく、大きすぎると持ち運びに不便です。
サイズ | 特徴 |
---|---|
8〜10インチ | 持ち運びやすいが、作業スペースが狭い |
10〜12インチ | 作業しやすく、バランスが良い |
12インチ以上 | 大画面で描きやすいが、持ち運びには不向き |
解像度は フルHD(1920×1080)以上 を選ぶと、細かい線の表現がきれいに見えます。
また、120Hzリフレッシュレート対応 のタブレットなら、ペンの追従がなめらかになりより快適に描けます。
Androidタブレットに対応しているペンの有無
クリスタを快適に使うためには、スタイラスペンの性能が超重要!
特に、筆圧感知や傾き検知に対応しているかどうかは必ずチェックしましょう。
ペンの精度が低いと、線がガタついたり、細かい描画がしにくくなるので注意!
AndroidタブレットPCとWindowsタブレットPCで契約できるプランが違う!
契約プラン | Androidタブレット | Windowsタブレット |
---|---|---|
買い切り版(無期限版) | なし | PRO:5,900円 EX:24,900円 |
サブスク(月額/年額) | PRO:月額480円/年額3,000円 EX:月額980円/年額8,300円 | PRO:月額480円/年額3,000円 EX:月額980円/年額8,300円 |
実はAndroidタブレットとWindowsタブレットでクリスタの契約できるプランが違うので、ここで解説しておきます。
AndroidタブレットPCとWindowsタブレットの大きな違いは、買い切り版(無期限版)の契約ができるかどうかです。
Windowsタブレットでは買い切りライセンスとサブスクのどちらのプランも利用できますが、Androidタブレットはサブスク(月額/年額)のみです。
買い切りは一度購入すれば追加の支払いがないのが最大のメリットですね。
クリスタの買い切り版を契約(購入)したい方でタブレットを利用したい方は、Windowsタブレット一択になりますのでご注意ください。
クリスタの買い切り版が使えるおすすめWindowsタブレットは別の記事にまとめましたので、参考にしてください。
>>クリスタの買い切り版が使えるWindowsタブレットPCはこれ!おすすめタブレットと選び方を解説!
クリスタの買い切り版とサブスク(月額/年額)どっちがお得になるのか?は別の記事にまとめてありますので、契約プランで悩んでいる方はご覧ください。
>>クリップスタジオの買い切り版と月額契約はどっちがいいか徹底比較!iPadにも買い切り版はある?
クリスタが使えるAndroidタブレット4選のまとめ
この記事ではクリスタが使えるAndroidタブレット4選について性能と料金の面で比較してご紹介しました。
- コスパ重視→LAVIE Tab T11(T1175/JAS)、Xiaomi Pad 6
- 性能重視→Samsung Galaxy Tab S8+、Lenovo Tab P12 Pro
- 初心者で試しに使いたい→Xiaomi Pad 6
何を重視するのかで選ぶタブレットは変わります。
この記事があなたに合ったAndroidタブレットを選ぶヒントになると嬉しいです。
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